バラエティに富んだライター陣による不動産レポート

【交渉の達人】本当に何もしてもらってないの?

 今回の、
  http://fs.emaui.info/2007/03/post_9f44.html
 この投稿にある、
 「何もしてもらっていないのに仲介手数料は取られるものなのでしょうか?」
 には、大きな間違いがあります。
 確かに貸主(大家さん)のための宣伝や、現地案内などはしていません。
 しかし、相談者と貸主の契約の仲介こそ、一番大切な仕事です。

 これは賃貸に限らず、売買でも言えるのですが、
  ●不動産屋さん = お店であり、担当者はセールスマンである
 というイメージを抱いている方が多いんですが、
 本当は、
  ●不動産屋さん = 担当者は、いわば弁護士のような立場で、
            間に入って、契約のリードをしてくれる立場
 という感じです。

 ですから、今回の場合も、契約書を作成して、
 それに対する仲介事業者としての責任を取ることが、仕事になります。
 もし、仲介手数料を支払いたくないのであれば、
 契約書も当事者間で作成することになりますが、
 当然、貸主としては、面倒ですし、間にプロに入って欲しいので、
 借主が作成した契約書を持参しても、断られる可能性が高いでしょう。

 もし、相談者が探した事業者に比べて、手数料が割高であるのであれば、
 貸主に対して、
 「もし業者さんに間に入っていただくのであれば、
  少しでも安くやってくださる不動産屋さんを入れたいのだが、
  大家さんの指定くださった業者さんよりも、
  他の業者さんを通した方が安くなりそうです。
  それであれば、他の業者さんを通そうとも思うのですが、
  ただ、大家さんとのご関係もあるので、
  もし、その業者さんにあわせていただけるようなことがあれば、
  是非、大家さんのご指定の業者さんにしてみたいと思います」
 というように、交渉してみることも方法でしょう。

 しかし、貸主に対して、そのような相談もせず、
 貸主が紹介した業者に対して、相談者が直接、
 「お宅は高い。もっとまけてくれ!」
 みたいに言ったとしたら、相談者とその業者との関係は崩れるでしょうし、
 その業者から連絡が入れば、相談者と貸主との関係も崩れるかも知れません。

 ですから、貸主と直接交渉したのであれば、
 まず、貸主に対して、きちんと相談することこそ、大切です。

┗ 2007年3月23日 (金) 公開 交渉の達人 |


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