【それぞれの想い】突撃取材 不動産屋さんの素敵なお宅拝見♪

2008年12月20日(土)、突撃取材でもお世話になっている、
東京都練馬区、西武新宿線中村橋駅にある「有限会社アンジュさん」に
取材に伺いました!
以前、アンジュさんを取材させて頂いた時は、
代表の田口恵子さんと、社員の野澤克資さんのお二人でしたが、
アンジュさんには、もうひとりいらっしゃるんです。
田口恵子さんの息子さんである、田口真義さんです。
真義さん、実は、アンジュさんが一階に入っているビルの
3階のお部屋に住んでいるそうで、このたび
「私の部屋、取材しません?!」とありがたいお言葉を頂戴し、
本邦初公開、の、
「突撃取材 不動産屋さんの素敵なお宅拝見♪」となりました。
実は、この真義さんのお部屋、お母様である恵子さんも
入ったことが無いそうで、取材の日、一緒に中に入ったのですが、
初めてみる息子の部屋に
「なんじゃ、こりゃあー!!!」の連続でした(笑)
少なくとも3回は言ってたと思います。
そんな、
「なんじゃこりゃ?」な、お部屋とは、どんなものか、
皆さん、一緒に見ていきましょう♪

まずは、玄関入って、右手側は、もと和室だった6畳のお部屋で、
寝室&真義さんのお部屋のようですので、あとで見るとして、
廊下を突き当たりまで進みます。
入り口入って左側の壁は、大きな収納スペースになってました。
ちょうどビルの階段の上になるようです。
お部屋全体は、1DKになるそうです。突き当たりに、
手前左から洗濯機置き場、キッチン、お風呂、トイレ。
右側にお食事するテーブルと、ワンちゃん2匹のスペースです。


(メスのラブラドール「夏汐(しおん)」ちゃんと「海琉(かいり)」ちゃん。
真っ黒ですが美犬姉妹さんですね!真義さん曰く、
海のイメージで付けた名前で、字数、字画などにもこだわられたようです*
ちなみに、編集スタッフ、実際お会いして思ったのですが、
二匹は、アンジュの田口恵子さんに似てると思います*)

とにかく、テーブルの置いてある壁に掛かっている絵と大きな柄布、
そして天井からふんわりと下がっている布が、南国っぽい!!!
窓にかけられているのも、カーテンではなく布だそうです。
太陽の光がいっぱい入って、落ち着きます。
「もともと海が好きなんです。部屋に来た人が、
バリ島や南の島に、ほんとうに行った気になるような、
自分が南の島のコテージでお客様をもてなすイメージで
この部屋を作りました。
壁にかかっている大きな布は、アフリカの泥染めです。
絵は、東久留米のお店で買いました。
インド、ネパール、アジア諸国の輸入衣料雑貨屋で有名な
『仲屋むげん堂』が好きで、よく行ってます。
天井につけられている布は、
女性のロングスカーフとして売られていたものです。
その目的通りに使ってるものと、使ってないものとあります。
ストールや、ベッドカバーなどもあります。
窓のカーテンに見える物、あれは、布を止めてあるだけですし、
余った部分はちぎって椅子にかけたりしてます」

「アジアン雑貨店や、インド料理などのレストランの飾り付けを見た時に、
そういうお店に行かなくても、自宅で味わえないかと考えたんです。
廊下からダイニングに向かって、寒色から暖色になるようにしています」
なるほどー! どうりで、わたしもよくアジアン雑貨屋さん、
好きで行ってますが、確かに、お部屋の雰囲気がそんな感じです☆
あの布を天井から下げているのは、とってもいいアイディアだと思います!
これ、自宅でも、できちゃうんですねえ~。
全然自宅でやろうとは思いつきませんでした!

「キッチンは、2口ガスコンロを設置できるんですが、
置かずにミニ冷蔵庫とレンジを置いてます。
料理は、例えば生野菜とかパンとか出汁用の煮干とか…
料理せずにそのまま食べられるもの、を頂いています。
お弁当とかハンバーガーとかは嫌いです。
調理済みのものは食べません。あと肉類もまったく食べません。
レンジは、お店で展示限定品で、売れませんと言われたものを
お願いして売ってもらったものです。よくある既製の調理マークが
ついているのが、いやなんです。このレンジのように、
シンプルなスイッチだけのものがいいんです。
このレンジは、もう製造されていないので、気に入っています。
ダイニングテーブルは、竹木で、自給自足の雰囲気を出したかったんです。
竹なんですが、実は、はりが2本しか入ってないので、
真中に肘をつくと折れやすいのが難点です。そこだけ注意ですね。
食器は、やしの実で、通気性がいいんです。
なのでスープ系を入れると漏れてきます(笑)
普通の食器だと割れるのが嫌なんです」

「この小さい銀色の熱燗はマニアックだとゆわれます。
普通の電気やかんなんですよ。決して沸騰しない、熱燗の温度です。
沸騰されると困るんです、猫舌なので。
ハクション大魔王の壷のようなフォルムも気に入っています。
鏡にもなるんですよ」

確かに、鏡になりそうです! そういえば、お部屋に、
鏡や時計やカレンダーなどが見当たらないです。
その代わりに多く目に付くのは、蛙の置物、オブジェが多いです。
そして、テーブルの上では、お香が炊いてありました。
「蛙は、幸せを運んできてくれると言われています。
アジアン雑貨屋さんでも、よく売ってますよね。
こちらは、ゲッコウです。害虫も食べてくれます。
バリでは、家を守る神様といわれています。
日本でも、ヤモリが同じように言われてますよね。
お香は、好きで常に煙がでてます。
朝、帰宅した時、寝る時など、よく炊いています。
新宿の露天商でまとめて買い占めたこともあります。
ハルクの前で、たまたまみかけ、訊いてみたら、
何処よりも安い値段でした。ケースでかったら、おまけもつけてくれて
嬉しかったです。あの露天商さん、今は何処にいるのかなあ」

さて、次に、真義さんのお部屋に戻りますよ。
と、その前に、玄関脇に靴箱が・・・。
「自分に合う靴って、なかなか捨てられないんです。
この靴は、もうずっと前のです。
下にあるげたは、北千住でフルオーダーで、
自分の足型にあわせて鼻緒をつけてくれるんです。
もう16年になります」
ここでも、蛙さんがいました。驚く無かれ、部屋の中だけじゃないんです。
ここで、いったん部屋の外に出てみると・・・。


ビルの階段を上がって三階が、真義さんのお部屋なのですが、
その階段スペースに、大きな布が張られ、蛙さんやお面がかけられています。


ちょっとブレてしまいましたが、あの沖縄のシーサー、可愛いですw
そして、この「まるげ」と書いてあるビーチサンダルも可愛いw
「ビーチサンダルは、葉山の「げんべい」で検索してもらうと
すぐでてくる有名なお店ですよ。子供用もあり、可愛いんです」
ほんと、なんか、お話を聞いてると、真義さんは、
浴衣、下駄、ビーチサンダル、甚平が似合いそうです!
すると、真義さんに
「あなたは、着てるものとか、使ってるものを見ると、ネパールっぽい。
アジアン雑貨屋さんに行ったら、自分が好きなものが、どこの国のものか
見てみるといいですよ。なんとなく、ネパールっぽい気がします」
と言われ、びっくりです!
自分じゃ、そんなこと、考えたこと無かったので!!
今度、確かめてみます* ちなみに、真義さんはどこなんですか?
と訊いてみたところインド系とのお答え。不思議です!(笑)
今度、一緒にアジアン雑貨屋さん行ったらどうなるんでしょうね。
ひとつのお店見て回るのに、8時間くらいかかりそうです(笑)

さて、こちらが真義さんの寝室&お部屋になります。
もとは和室で6畳の広さ。入り口にかかっている暖簾も、
竹で、輸入品。一度、運ばれているうちに
ひびが入ってしまったことがあったそうですが
「しょうがない=そういうもの=アバウト」と思うことにしたそうです。
入って左側が、テーブルスペースです。
この籐のついたてが、いい目隠し&雰囲気出してますね~!
何気にある、背の高い椅子も、荷物置きにちょうど良い高さです。
「このテーブルとチェア-はセットではないんです。
最初に、セットで売っていたチェア-だけが気に入ってしまい、
そのあと、気に入ったテーブルが、最初に選んだチェア-に
合うかどうか、写真に撮りながら念入りに確認しました。
機能性を求めたインテリアなんですが、意外と座っていません。
窓を開けて寄りかかってタバコを吸っているのが多いです。
夏の終わりに住み始めたので、扇風機も無いですから
上半身裸で窓を開けてタバコを吸っていると通りを歩く人と目が合うんですよ。
犬の散歩にも行きますから、この付近で私を知らない人は居ないと思います」

「チェア-の長ソファーは、10月に犬の誕生日に犬用のソファーをニトリで
購入したんですが、そこでみつけました。犬用のソファーが先なんです(笑)
ほんとうは、エアコンも扇風機もつけたくないのですが
犬を2匹を飼ってますので、温度管理でエアコンはつけてます。
犬のために、どうしても温度設定は欠かせないですね。
壁の絵は、いってんもの。布はインドの布です。
ランプは竹でできていて、植物は、幸福の木です。
ハワイの家の玄関によく置かれてますね。魔よけになるようです。
灰皿は、見た目重視。魚の形のものは最初欠けていて
売り物ではないといわれたのを、幾らなら売ってもらえるか
確認して、売ってもらいました。実際は使っていません。
実際に使っている灰皿は、100円ショップで買ったものです(笑)
床に敷いているマットは手が込んでいる手編みのもので、
実はコースターの縦縞と同じになるようにしているんですよ」
そう言われて、はじめてマットとコースターの柄に気づきました。
うわー、こういうの、気づくと、楽しいですね☆


右側半分が、ベッドコーナー。壁には窓と、ランプ、植物、柄布が。
天井近くには、インドの神様でしょうか。お面が飾ってあります。
アフリカ民族のお面や、なぜか孫の手やブーメランも。
「ベッドも竹です。ランプは手づくりのいってんものでした。
枕もとにある植物は、旅人の木です。
東西に葉が開くことから、旅人の目印になると言われています。
樹液も飲めて役立つ、生命力旺盛な植物です。
窓には布のカーテンではなく、スライドタイプのシェードにしました。
ベッドは壁にピッタリつけたくなかったんです。
置いてみたら、上も下も横もスペースが空いたので、助かりました。
この部屋は、最初は何も無い、寝袋、洋服から始まったんです。
それまで持っていた家具家電はリセット、一旦処分し、
いちから買い揃えていきました。
アジアン雑貨や洋服を売っているお店に好きで行くうちに、
ディスプレイ品の竹のハンガーを売ってもらったり、
竹に統一した家具を揃えていきました」


「ファン付きの照明は、どうしてもつけたかったんです。
リゾートホテルの象徴ですよね。そして音楽。
有線を入れるのに、天井のヘリにスピーカーを設置しようと
L字型金具で固定したら、180度動くようになっちゃったんです。
この回転式スピーカーは、有線の取り付け業者さんに感心されました。
蛙の置物の下に飾ってあるのはゲッコウの柄の布ですが、
それをかけている棒も、実は削れていて、売れないと言われた物を、
売るとしたら幾らがいい?と値段をきいて、売ってもらったものです」
なんか、真義さん、お話を聞いてると、そういうのが多いですよね。
電子レンジしかり、魚の灰皿然り。。。でも編集スタッフも、
お店に行くと、非売品とか店長さんが好きで気に入って飾っている備品を
好きになることが多いので、その気持ちわかります☆

「引っ越しするときって、普通、
持ってる荷物をそのまま持ってくるじゃないですか。
今、あるものから、広がっていく。テレビ、ケーブル、
テレビ台、ソファーなど、持っているものを基準に買い足して
買い揃えていくから、どんどん増えていってしまう。
自分は、何も無いところから、ゼロからのスタートだったんで、
どうせならいつかやりたかったことをしようと思ったのが、
この家作りのきっかけです。
自分も家にいながらにして、リゾートにいるような気分になる。
そして、来た人に、リゾートホテルに来たような気分になってもらって
お客様をもてなす、が、家全体のコンセプトです。
海辺のコンドミニアム、コテージを借りたら、こんな雰囲気かな。
天井にはファンが回っていて、蒸し暑くて、こんな感じかな、と。
ぶっちゃけ海外旅行に行ったら、やれあれがない、これがない、
少々の不便があったりしますけど、
その不便さが、また楽しかったりするんですよ」

「旅行から戻ると、現実に戻る、引き戻されるということですよね。
であれば、自分の家が、旅先そのままだったらどうだろう。
常に旅先、旅行しているような感覚になれる家。
この家には、時計やカレンダー、テレビ、パソコンは置いてないんです。
唯一、有線の機械に時計が表示されてて、
いつも11時には爆睡中なのですが、ある日、いざ寝ようと思って
時間を確かめたら、まだ夜8時だったことがありました。
まだ、こんな早い時間だったんだ!と、びっくりしたと同時に、
時間がたっぷりあることに嬉しく感じました。
自宅でも時間を感じないことで急かされず、束縛されず、
余裕が持てて、リラックスできるんです。
贅沢するということ、求めるものが、違うと思うんです。
いいテレビが欲しい、いい家具が欲しい、いい車が欲しい、
文明的な利便性をどうしても追求してしまいがちです。
お店に行けば、ボタンひとつで瞬間的にお湯が沸く便利なものを
店員は奨めてきますが、自分は、沸騰しないほうがいいんです。
自分は、それでいいんだと思ってます。そういう、贅沢をしたい。
今までの人生で、何で今までそうしてこなかったのか。
自分も、今までは、モノ、文明におぼれて余計なものや
無駄なものをあふれさせ、気づかずに捨ててしまっていました」

「蛙はいろいろなすきまに置いています。
こんなところにあった、と気づかれないようなところ、
上にも下にも置いてあります。
まだ、もうちょっと増やしたいとも思っています。
私の部屋に遊びに来た時は、是非、
蛙が何匹いるか、数えてみてくださいね」
有限会社アンジュの田口真義さんの「突撃!素敵なお宅拝見♪」取材でした。
いや~寝室も、居間も、お香のかおりが気持ちよくて、
アジアン雑貨屋さん、または、カフェにいるような感覚でした!
なかなか、よっぽどのことがなければ
今あるもの、持っているものを全て捨てて
ゼロから、イチからやりなおすということはできません。
ただ、気持ちとして、今からでも、すぐにできることはありますね。
自分にとっての、”自分の家”って、どういうところだろう。
100パーセント、自分の好きなものに囲まれて暮らすというのも
難しいですが、気持ちよく、嬉しく過ごせる「自分がおちついていられる部屋」
を自分で作る工夫というのも、楽しい毎日に一歩近づくことかもしれませんね。
有限会社アンジュの田口真義さん、どうもありがとうございました!




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