この記事は、2008年秋に振って沸いた
中古店舗居宅物件購入に至るまでの紆余曲折を
家のタネ編集部、自らご紹介するレポートです。
ことの発端は、いつのまにか、
不動産情報をこそこそとチェックしていた編集長。
目をきらきらさせて
「ちょっと面白い物件あった!」
と言ってきた、2008年9月にさかのぼります。
編集長は交通手段はもっぱら車なのですが、
編集長の自宅から自転車で10分以内、
最寄駅からも徒歩5分以内と激近の幹線道路沿い、
信号の真横にある中古マンションの一階店舗が売りに出ていたのを
ネットで探し当て、その店舗物件が、じょじょに価格が安くなっていく
ことに気づいたのです。
なんで安くなってるんだろう?!
きら~ん♪(胸元には薔薇の花。口元には微笑を♪)
興味津々で詳細を電話で伺ってみる。
安くなった理由は、その会社の決算が近かったからのようです。
ようは、早く売ってしまいたい、手放したい、というわけですね。
ところが、何度か値下げしているうちに、いつのまにかネットで
掲載されている間取り図が変わったのに、気付いた編集長。
もともと、載っていた間取り図は、
前の店舗の状況が書かれていたもの。
少ないながらも、載っていた写真は、さながら
「ちょっと一昔前によくある、煙草の煙ゆらめく、
こざっぱりとしたママがいる、小さいながらも椅子の座りが心地良くて
常連の親父が酒をつまみに気ままに数曲歌える、カララオケスナック風」
・・・なかんじ。
間取り図と写真を観ながら、
ああにも使える、こうにも使える♪と、楽しみに妄想を膨らましていた
編集長の目の前に、ある日突然、さらされたのは、
いっきに「ただの真四角の箱」と化した物件。
「前は、こうでした。今はスケルトン工事をしたので、なにもないです。
・・・に、なってる~!」
しばし驚愕。
そう。この物件。もともと飲食店だったのが、スケルトン工事をされて
いわゆるよくある【現況販売】というやつだったのでした。
「なんで全部とっちゃうんだよ、もったいない~!」
気分はまさに、「俺に一言も相談無しに~!! 拳、ぷるぷる。。。」のご様子。
かなり悔しかったのか、急ぎスタッフを連れて現場を見に行くことに。
といっても、車で外から様子を見る程度ですが。
でも、これだけでも、じゅうぶん違いますし、大いに参考になります。
現場に行って見ると、概観はそんなに悪くないです。
信号目の前、回りに飲食店もあり、人通りもあり、
寂れてるかんじもないし、にぎやかです。
ところが、一階ではなく、地下に続く階段を降り、
誰かが住んでいる部屋の出窓の先、
L字型に奥まった所に入り口があるのでした。
半地下というやつです。
こ~れ~~はー!!!
編集部一同、がっくし。

使い道として、事務所か倉庫用に買ってもいいかも・・・と考えていた為、
●入り口が狭いので、大きい荷物を入れられない&出せない
●脇が道路で信号なので軽トラなどを横付けできない
●倉庫か事務所かギャラリーでも・・・と思ったが、
残念なことに、スケルトン工事をされた為に、
トイレも無くなっていたので、すぐに使えない!もったいな~い!
●一番怖いのが、安全面ですかね。段々畑のように階段ですから。
大雨洪水とか、大丈夫なんでしょうか。。。
もっと下に降りて、入り口を見てきます!と果敢にも下ろうとしましたが
編集長自ら「危ない!危険!ストップ!もういい!」と止め、
(この時、既に夜9時過ぎでしたから、真っ暗だったんです)
この「ちょっと面白い物件」はアッサリと終わりを迎えたのでした。
■教訓
★店舗物件の言うところの「現状販売」
に一言で片付けられている状況に注目しよう。
「現状販売」の内容をよくよく確認すべきですね。
とくにスケルトン工事されているのか、いないのか。
何があって何が無いのか。自分が買った場合、
どこからどこまでを用意(工事の必要性、その費用負担)すればいいのか。
水道とトイレが残っていれば、
すぐに(そのまま)使えるから買うという、
うちの編集長のような方もいるかもしれないですね。
★地下のメリットとデメリットをよく確認しよう。
物件によって、環境は様々ですし、
買った方がどう使用するか目的によっても
メリットとデメリットはさまざまでしょう。
自分が、その物件を購入し、どう活用するか、
そのプランにあうかどうか、費用面も含め、
よくよくシミュレーションしてみることが大事でしょうね。
編集長の思いっきり活動範囲圏内で、
価格も手が届く範囲だったので、かなり後ろ髪ひかれたようですが、
●倉庫にすら使えない
という現状は大きく、今回は断念しました。
ところが、間髪いれずに、またもや近く手ごろな中古マンションの
売り物件を発見することになります。さて、どうなる?!
次回に続きます☆