家賃踏み倒しに泣いた大家さん物語・第3回
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家賃踏み倒しに泣いた大家さん物語・第3回
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3、署名・捺印?そんなもの恐くない
裁判所に申し立てるのは最後の手段にしよう!
自分の力でなんとかしよう!
そう決めた大家さん、かつら大根氏に会い
「○月△日までに、滞納家賃●●円を支払います」
と一筆書かせることに成功します。
「これ、証拠ですからね。裁判所に行きたくなかったら
必ず、約束を守ってくださいよ!」
真剣な大家さんに対して、かつら大根氏は
へらへら笑顔で平気で署名・捺印します。
ずいぶん普通にサインするなぁ。。。と、不思議に思う大家さん。
なんにしてもこの覚書があるんだから絶対払ってくれるだろうと思っていました。
ところが!?
約束の日になっても払ってくれません。直接、会いに行っても不在でした。
数日後にひょっこり現れたので
「なんで約束守ってくれないんですか?
あなたは約束を破ったんですよ!!!」
多少、強めに言いました。
「すんません、すんません、今度は払います。
次は守ります。いつまでですか?」
仕方がないので、再び一筆書いてもらい署名・捺印をさせました。
「△月○日までに、滞納家賃●●円を支払います」
自筆で署名し今度は実印で捺印までしています。
「今度こそ絶対に守ってくださいよ!!」
「はい、はい、必ず絶対払います。」
人の話を聞いているのか聞いていないのか、
返事だけはきちんとする、かつら大根氏…。
誠意をまったく感じられず不安になる大家さん。
大丈夫か、こいつ…
結局、文書による約束は守られず、
その度に新たな文書に署名・捺印するが
一度も守られない “柳に腕押し” のようなやり取りが続き
滞納家賃は見る見るうちに8ヶ月分にまで膨らんでしまったのでした。
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