バラエティに富んだライター陣による不動産レポート

家賃踏み倒しに泣いた大家さん物語・第4回

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家賃踏み倒しに泣いた大家さん物語・第4回
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001

4、途方に暮れて向かった先は…

とうとう8ヶ月分に膨らんだ滞納家賃に大家さんは愕然としてしまいました。
こんなはずじゃなかった。こうなるつもりじゃなかったのに。。。
滞納し続けるかつら大根氏は、のうのうと笑顔で部屋に住み続けています。
訪問すると 「すんません。すんません。」 と腰を低くし、
許しを請う詫びるような姿勢ですが結局、その場だけです。

連帯保証人の娘夫婦のところにも何度もお願いしに行きましたが
「関係ない。縁を切った。」 の一点張りで追い返されてしまいます。

もう、何枚書いたでしょうか。
果たされない約束の覚書・念書の数々。。。
ほいほいと気軽に署名し、いともたやすく捺印をしながら
一度も支払われない家賃。
誰にも相談できず無念さだけが胸を押し寄せ、今にも潰れてしまいそうです。

傷心で焦心でもあった大家さん、以前一度だけ仲介して取引きのあった
不動産業者 「つちいろ社」 に相談に出かけたのでした。

恥を承知で、もうどこにも頼るところもない。
これでダメだったら裁判所にいこう。また1年くらいかけて裁判して、
その間の家賃も諦めて強制退去してもらうしかない。と、心に決めながら。

そんな大家さんの話を聞いた、
つちいろ社の熱血社員 “ちゃぶ~” の第一声は
「なんで8ヶ月も経ってから来たの~!! もっと早く相談にきてくれれば!」

いつもお願いしていた如何社は以前に懲りたからお願いしたくなかったし、
自分でなんとかできると思っていたが、
もう自分のできることの限界を越えてしまったと涙ながらの大家さん。

「もう、裁判するのも嫌だし、
 引越し代を負担してでも早く出ていってもらおうかと…」
という大家さんに
「そんなことをするから、相手はつけあがるんです!」
と、ちゃぶ~。

え!? これって普通じゃないの? よくある話じゃないの?
きょとんとする大家さんに、ちゃぶ~は続けます。

「世の中の大家さんが、そんなことするから
 家賃滞納の常習者が生まれるんです。
 大家さんは感情的になってはいけません。甘やかしてはいけません。
 アパート・マンション経営は商売=ビジネスです。
 使ったものはきれいにして返す。払うべきものはきちんと払う。
 これ、人としてあたりまえのことです。」

大家さん唖然、呆然、口ぱっくり。
つちいろ社の熱血社員ちゃぶ~の奮闘が始まります!

・・・第5回に続く!

┗ 2009年7月 6日 (月) 公開 不動産トラブル実例 |


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